名古屋工業大学 大囿研究室
Ozono Laboratory, Nagoya Institute of Technology

AI for Low-frequency Data



メンバー

岡村

概要

現在,自然言語処理(NLP)とその関連分野の発展により,コンピュータプログラムは,ある言語から別の言語への翻訳,音声コマンドへの応答,大量のテキストの要約を,リアルタイムで行うことができます.自然言語処理(NLP)とは,人工知能(AI)の一分野であり,人間と同じようにテキストや話し言葉を理解する能力をコンピューターに与えることを目的としています.NLPは,音声操作のGPSシステム,デジタルアシスタント,音声読み上げソフト,カスタマーサービスのチャットボットなど,消費者の利便性を高める形で数多く応用されています.また,企業向けソリューション,電子商取引,エンターテインメント,健康,教育など,多くの分野でNLPの果たす役割は大きくなっています.私たちの研究室では,ユーザーの体験を向上させるために使用できる新しいNLP手法に焦点を当てて研究しています.

このカテゴリーの研究に,製品の構成要素に着目したレビューの分類があります.ECサイト上の製品レビューは,言及されている箇所や評価軸ごとに分けられていないことが多く,ユーザは関心のある情報を効率的に収集することが困難です.そこで,レビューを言及されている対象やその評価軸などの内容ごとに分類し,抽出することでレビュー閲覧を支援します.